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【2025年最新】JEPIとJEPQを徹底比較|2年保有経験者が語る選び方

 

高配当だけじゃない、“次”を見据えるならJEPQ。

JEPIとJEPQ、どっちが正解?

JEPIとJEPQの基本比較|違いをやさしく整理(2025年8月版)

最近よく見かける「JEPI」と「JEPQ」。


どちらも人気の米国ETFですが、名前が似ていて「結局どう違うの?」と迷う方も多いと思います。

 

私も最初はあまり違いがよくわかりませんでしたが、

実際保有してみて、それぞれの特徴がはっきり見えてきたんです。

 

JEPIとJEPQは、どちらもJPモルガンが運用するカバードコールETFです。名前は似ていますが、構成銘柄や投資戦略、リターンの出し方には大きな違いがあります。

 

JEPIは、S&P500に連動するような大型・安定銘柄を中心に構成されていて、安定した配当収入を重視した設計になっています。


一方でJEPQは、NASDAQ100に近いグロース株(成長株)を多く含みつつ、オプション戦略で収益を上乗せしていくタイプ。

 

ざっくり言うと、安定感のJEPI成長性も狙えるJEPQ」。
投資スタイルによって、どちらが合うかは変わってきます。

 

項目 JEPI JEPQ
運用会社 JPモルガン JPモルガン
対象指数 S&P500に近い NASDAQ100に近い
構成銘柄 大型・安定銘柄中心 グロース株中心
投資戦略 バードコール(保守的) バードコール+成長戦略
配当頻度 毎月分配 毎月分配
特徴 安定した配当重視、価格変動は控えめ 成長+配当のバランス型

 

 

【実績比較】JEPIとJEPQの株価・配当金・リターン推移

2022年5月3日〜2025年8月8日までの株価、配当実績、トータルリターン(配当込み)を比較しています。

 

①JEPIとJEPQの株価推移

グラフを見ると、JEPQは上場した2022年以降、一貫して右肩上がりの推移を見せています。

 

特に2023年と2024年はハイテク株の回復に支えられ、大きく上昇しました。

 

一方、JEPIは安定的な値動きを維持しており、大きな上昇はないものの下落局面にも強い特徴が見られます。

 

2025年は8月時点で両者ともやや調整局面に入っていますが、依然としてJEPQは2022年末比で大きく成長していることがわかります。

 

 

📋 JEPQ・JEPI 年末終値(2022〜2025)

JEPQ 終値(USD) JEPI 終値(USD) 備考
2022 40.80 54.49 年末終値
2023 49.93 54.95 年末終値
2024 56.38 57.53 年末終値
2025 54.98 55.90 8月7日終値(最新)

 

JEPIとJEPQの配当金推移

 

年間配当(金額)は、JEPIが約$4.81、JEPQが約$6.20と差があります。月ごとの推移も参考ポイントです。

グラフを見ると、JEPQは上場した2022年以降、年間配当金が着実に増加していることがわかります。


ただし、2022年のJEPQは5月に上場したため、受け取った配当金は12か月分ではなく不完全な年度です。


一方JEPIは安定的に高い配当水準を維持しており、年ごとの変動は比較的小さい傾向があります。


また、2025年の棒グラフが低く見えますが、これは2025年1月〜8月までの累計額であり、残りの数か月分を含めれば年間ではさらに増える見込みです。


このため、2025年データはあくまで参考値として捉える必要があります。

 

📋  JEPI・JEPQ 年間配当金推移(税引前・USD)

JEPQ 年間配当金 JEPI 年間配当金 備考
2022 3.12 4.98 JEPQは5月上場のため不完全年度
2023 4.85 5.08 年間合計(12回分)
2024 5.87 4.89 年間合計(12回分)
2025 4.13 3.19 8月時点までの累計

 

 

JEPIとJEPQの累積トータルリターン(配当込み)

グラフを見ると、JEPQは上場した2022年(5月〜12月のリターンを年率換算)以降、累積トータルリターンが大きく伸びています。


特に2023年は+28%超と大幅な上昇を記録し、2024年も+18%台の伸びを見せたことで、2025年8月時点では累積+80%を超える水準に到達しました。


一方、JEPIは配当の安定性は高いものの、株価上昇分は限定的で、同期間の累積リターンは+20%前後にとどまっています。


なお、2025年のデータは1〜8月までの数値であり、残り数か月のパフォーマンスによっては年間・累積リターンともに変動する可能性があります。

 

📋 JEPI・JEPQ 累積トータルリターン(配当込み|2025年8月時点)

※ JEPQ 2022年は上場(5月)から年末までのリターンを年率換算した参考値

JEPQ 年間(%) JEPQ 累積(%) JEPI 年間(%) JEPI 累積(%)
2022 13.6 13.6 0.9 0.9
2023 28.4 45.9 8.6 9.6
2024 18.8 73.3 7.9 18.2
2025(8月) 5.4 82.6 2.0 20.6

 

 

JEPIを売却した理由|2年保有してわかったメリットと後悔

私はJEPIを約2年間保有してきましたが、現在はすべて売却し、ポートフォリオから外しています。


実際に保有してみて感じたことは多くありましたが、最終的に手放す決断をした理由は大きく2つです。

  1. 株価の値動きがほとんどない
    保有期間を通じて、株価は安定している一方、大きな成長は見られませんでした。
    短期的な下落リスクは少ない反面、値上がり益を狙う投資には向いていないと感じました。

  2. 配当は安定していたものの、税引後の実質利回りが物足りない
    毎月の配当は魅力的でしたが、米国ETF特有の外国源泉徴収税(10%)や国内課税を差し引くと、手元に残る利回りは思ったほど高くありませんでした。

 

 「JEPIよりS&P500をNISAで買った方が良い?」と感じたワケ

もともとJEPIを買った目的は、もちろん毎月の配当を受け取るためでした。


しかし実際には、手取りで入ってくる配当額は思ったほど多くなく、株価の上昇もほとんどありません。

 

それなら、同じ安定的なリターンを狙うにしても、配当課税のないNISA枠でS&P500(eMAXIS Slimなど)を積み立てたほうが、結果的に資産は増えると判断しました。


JEPIもS&P500も構成銘柄は似ているため、どちらか一方に絞るなら、私は迷わずNISAでS&P500を選びます。

 

そう考えた結果、「配当をもらうだけのJEPI」に固執する必要はないと感じ、思い切って売却しました(笑)。

 

JEPQを積立継続する理由|私が感じる将来性と配当のバランス

JEPQはまだ若いETFですが、グロース株の回復局面ではJEPIよりも大きなリターンが期待できます。


特にNASDAQ系のテック銘柄が上昇する局面では、配当+成長のバランスが非常に魅力的です。私は現在も毎月コツコツとJEPQを積立中です。

 

さらに、私がJEPQを積み立て続けている大きな理由の一つは3年後のサイドFIREを目指しているからです。

 

FIRE後には資産の一部を高配当株にリバランスする予定ですが、その時点で株価がどうなっているかは分かりません。

 

だからこそ、今のうちから配当と成長のバランスを兼ね備えたJEPQを仕込んでおきたいのです。

 

JEPQはNASDAQベースなので株価変動はありますが、QQQほど乱高下はしません。

 

これもバードコール戦略のメリットであり、私にとって長期的に安心して積み立てられる理由になっています。

 

結論:安定志向ならJEPI、攻めの投資ならJEPQがおすすめ

JEPIとJEPQは、どちらも魅力的で優秀なETFです。


しかし、最終的には自分の投資目的やライフプランに合った選択が重要だと思います。

 

安定的な配当を長く受け取りたいならJEPI。


一方で、配当も値上がり益もバランスよく狙い、長期で資産を増やしたいならJEPQ。

 

これが、2つを実際に保有・比較してきた私の結論です。

 

私は今後も、サイドFIREを目指す中で、複数の投資先の一つとしてJEPQの積立を続けていくつもりです。

 

株価変動はあるかもしれませんが、それも含めて成長性と配当のバランスが私にとってちょうどいいからです。

 

 

 

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