kimie_note

お金と健康のバランスが、幸せの土台になる。

後悔しない人生のための習慣術:やりたいのに動けないあなたへ

 

マーク・ザッカーバーグ 

-「Facebook(現Meta)」の創業者

出典:ウィキメディア・コモンズ(https://commons.wikimedia.org/wiki/File:MarkZuckerberg.jpg)

何もしないことが最大のリスク?
後悔しない人生のために今できること

「最大のリスクは、何のリスクも取らないことだ。」
― Mark Zuckerberg(2015年インタビューより引用)

 

この言葉を、ある夜スマホでふと目にしました。
昔から知っていたはずなのに、その時だけは胸に強く刺さって。

 

私はしばらく画面を見つめたまま、何もできませんでした。
その言葉が、ずっと頭の中で反響していて。

 

おそらく今の私が、
一番誰かに言ってほしかった言葉だったのかもしれません。

 

「やりたい」のに動けない自分へ

私は今、癒し系音楽の配信やブログなど、いくつかのチャレンジを同時に進めています。
でもその中には、途中であきらめたものや、方向転換をしたものもあって、
手探りのまま、試行錯誤を続けている状態です。

 

やっているうちに「時間ばかり無駄にしているんじゃないか」と落ち込んだり、
特にSNSや動画配信では何度も壁にぶつかり、アカウントが止まってしまったこともありました。

 

「やっぱり自分には向いてないのかも」
「これだけ頑張っても、結局ムダなんじゃ…」

そんな風に思いながら、何もしないまま時間だけが過ぎていった時期もあります。

 

やってみてわかった、小さな挑戦がくれた変化

私は以前、YouTubeでの活動に本格的に挑戦したことがあります。

ショート動画を100本ほど投稿し、登録者を増やすために
毎日構成や編集にも時間をかけて取り組んでいました。

でも、思ったようには伸びず、
著作権の壁やモチベーションの低下も重なって、
ある日「これ、やってる意味あるのかな?」と感じたんです。

 

正直、そこには小さな挫折感もありました。
でも同時に、「じゃあ今の自分にできることって何だろう?」とも思ったんです。

それで始めたのが、今こうして書いているこのブログです。

 

最初は不安もありました。

私なんて、ただのおしゃべり好きで、
文章をうまくまとめる力もないし…大丈夫かなって思ってたんです。

でも、言葉にすることで少しずつ気持ちが整理されていって、
誰かに届いたときの小さな反応が、静かに心を温めてくれました。

 

まだ始めて1ヶ月も経っていませんし、
アドセンスの審査にも一度落ちて、今は再審査に向けて準備をしているところです。

目に見える成果は、正直まだありません。

 

でも、

完璧じゃなくていい。
大きな成果じゃなくていい。
「やってみた自分」を少しだけ褒めてあげたい。

そう思えるようになっただけで、
私は少し、気持ちが軽くなったように思います。

 

静かな朝、窓辺でひと息。

静かな朝、窓辺でひと息。

小さな習慣が、未来を変える

こうしたアプローチは、世界的ベストセラー『Atomic Habits(ジェームズ・クリア著)』でも紹介されています。

 

著者は「人は大きな目標ではなく、日々の“仕組み”で変わる」と述べ、
大きな変化を目指すよりも、毎日無理なく続けられる習慣の積み重ねこそが、人生を変える鍵だと説いています。

 

実際、行動科学の分野でも、習慣化の初期段階では「とにかく始めるハードルを下げること」が非常に効果的だとされています。

 

認知行動療法の専門家によると、
「小さな成功体験の積み重ねが、思考パターンを変える最も確実な方法」とされています。


たとえば、心理学者B.J.フォッグによる“Tiny Habits理論”では、
「1日30分運動」ではなく「靴を履くだけ」から始めることで継続率が高まると報告されています。

 

これは「自己効力感(self-efficacy)」と呼ばれる、自分にできるという感覚を高めるために有効とされ、
小さな成功体験が脳にポジティブな刺激を与え、次の行動への自信につながるという仕組みです。

 

以下のようなステップは、まさにその実践例です。

ステップ 方法 効果
行動のミニ化 5分だけ、1文だけ 着手のハードルが下がる
記録する ノートにチェックをつける 継続の可視化・自己効力感アップ
他人と比べない 昨日の自分とだけ比較 焦りを減らす・自己受容が高まる

 

特別な才能や意志の強さがなくても、
小さく始めて、続けていく」ことで、いつの間にか自分の思考や行動が変わっている。

それが、小さな習慣の力だと思うのです。

 

後悔しない未来のために、今日できること

たった一歩。
小さすぎて踏み出したとは言えないかもしれない。

 

でも、「何もしないで時間が過ぎていくのがいちばん怖い」って気づけたこと。
それが、今の私にとっては大きな進歩です。

 

だから今日この日を、
「ほんの少しでも前に進めた日」として、静かに残しておこうと思います。

 

もしこの記事を読んでいるあなたにも、
「何か始めたいのに、怖くて動けない」と感じている部分があるのなら――

どうか、自分の気持ちを否定しないで。
どんな一歩でも、きっとあなたを“前に連れていってくれる力”になります。